元スピードスケート選手で現在は参議院議員の橋本聖子さん。
スケーター時代は国民の期待を一身に背負った名選手で、オリンピックの申し子といえる人物です。
そんな橋本聖子さんの夫は元警察官の石崎勝彦さんですが、橋本聖子さんの知名度の高さを考えると、あまり世間に知られていない方です。
お二人はどのようにして知り合い、結ばれたのでしょうか?
ここでは、気になる橋本聖子さんの夫の人物像に迫り、お二人の出会いのきっかけや馴れ初めを紹介していきます。
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橋本聖子の夫(旦那)は石崎勝彦は警視庁SPの石崎勝彦!
橋本聖子さんの夫の石崎勝彦さんは、警視庁の元警察官で、現役時代は巡査部長という立場と同時に農林水産大臣のSP(セキュリティポリス)を務めていました。
SPという職業の特性を考えても、石崎勝彦さん本人の情報がほとんど表に出てこないのは仕方のないところですが、橋本聖子さんと結婚された後のことも残念ながらほとんど情報がありません。
石崎勝彦さんも橋本聖子さんと同じ北海道出身ですが、どのような経緯で地元を離れ東京の警視庁に就職されたのかは不明です。
学生時代はラグビー部に所属し、橋本聖子さんいわく「夫は学生時代ラグビーに夢中になっていた」そうで、鍛え上げられていて体格もガッチリされているのではないでしょうか。
おそらく、その身体能力を見込まれてのSP抜擢だったのでしょう。
現在は年齢的にも警察官を退職しているはずで、その後どのような職業に就いているのかについては情報がありませんでした。
石崎勝彦さんの姿が見られる画像は非常に少ないのですが、橋本聖子さんと結婚された当時の姿がこの画像です。
SPを務めるだけあって、いかつい印象の男性ですね。
きっと、そのスーツの下にはラグビーで鍛えられた肉体を秘めているのでしょう。
結婚された1998年当時で橋本聖子さんが34歳、石崎勝彦さんは43歳です。
橋本聖子と石崎勝彦の出会いのきっかけは?
橋本聖子さんと石崎勝彦さんが出会うきっかけとなったのは、まず橋本聖子さんが参議院議員に当選したことでした。
国会議員は覚えることがとても多く、新人のときは先輩議員にいろいろ教えてもらわなければなりません。
橋本聖子さんもその例にならい、議員になったばかりの頃は先輩議員に面倒を見てもらっていましたが、特にお世話になっていたのが島村宣伸農林水産大臣(当時)でした。
島村大臣と共に過ごす時間が多かったため、そばについていたSPの方々とも自然と面識が生まれました。
その島村大臣のSPを務めていた面々の中に、のちに橋本聖子さんの夫となる石崎勝彦さんがいたのです。
偶然にも同じ北海道出身だったこともあり、またスポーツに打ち込んだアスリート同士でもあったことから、二人はすぐに打ち解けました。
実は、当時まだ現役選手であった橋本聖子さんが国会議員になったことで、それに対する批判的な意見が少なからずあり、そのことで橋本聖子さんは心を痛めていたのです。
そんなこともあって、何でも話を聞いてくれる石崎勝彦さんが現れたことは橋本聖子さんにとって救いでした。
橋本聖子さんより9歳年上の石崎勝彦さんは、10歳年上の実兄がいた橋本聖子さんにとって、その兄と同じような感覚で何でも話せる頼もしいお兄さん的存在となっていたのです。
橋本聖子と石崎勝彦の馴れ初めは?
橋本聖子さんと石崎勝彦さんの馴れ初めは、橋本聖子さんを取り巻く状況が作っていったとも言えます。
橋本聖子さんは現役選手のまま参議院議員となりましたが、先述のように、それに対する批判もありました。
「二足のわらじが務まるほど甘くない」といった意見が多く、バッシングを受けることになった橋本聖子さんは精神的に追い込まれていたと聞きます。
参議院議員になった翌年の1996年に、橋本聖子さんはアトランタオリンピックで自転車競技に出場しましたが、二つのレースで9位・12位と、成績は振るいませんでした。
そのことが批判をさらにエスカレートさせ、ついに橋本聖子さんは競技者としての現役生活から引退することを発表しました。
引退は本意ではなかったらしく、世論に負けたのだと自分を責めて、一時はうつ状態になっていたと告白しています。
そんなときに橋本聖子さんの支えになっていたのが石崎勝彦さんでした。
橋本聖子さんは、「不思議と彼には何でも話せる」と述べており、落ち込んでいた彼女の精神状態もどんどん回復していきました。
そんな二人の仲に気付いている人は少なかったようで、婚約を発表したときには周囲の人々が驚いています。
婚約が発覚してから、「そういえば橋本聖子さんが最近髪を伸ばしたりして、キレイになってきてた」という声も聞かれたほどでした。
言われてみれば、それまでとはだいぶ印象が変わりましたね。
そして1998年、めでたく結婚となりました。
橋本聖子さんは結婚後、議員を続けるか、辞めて家庭に入るかどうか悩んだそうですが、石崎勝彦さんの後押しもあり、弱い立場の人々の力になりたいという初心を貫くために活動を続けています。
橋本聖子さんは2000年に、議員としては異例の出産を経験し、当時はそれに対しても批判的な意見がありましたが、ここでも石崎勝彦さんの献身的なサポートがあり、議員を続けることができました。
また、この出産によって以後は国会議員に産休が認められるようになりました。
この画期的な出来事は、橋本さんの類まれなバイタリティーによる功績だといえるでしょう。
まとめ
ここまで橋本聖子さんの夫の石崎勝彦さんについて紹介してきました。
出会いのきっかけや馴れ初めについても、二人の縁を感じるドラマチックなものでした。
橋本聖子さんはこれまで国会議員としてキャリアを積み重ねてきており、今後はますます重責を担うことが予想されます。
そんな橋本聖子さんを、石崎勝彦さんは今までと変わらず支えていかれることでしょう。
石崎勝彦さんの姿はまるで橋本聖子さんを守るSPのようです。
今後のお二人の活躍に期待しましょう。
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