俳優の柄本佑さんは、演技派俳優として大成するまでどのようにな生い立ちで育ったのか、とても気になります。
柄本佑さんの幼少期から現在までの生い立ちを、振り返りましょう。
また、柄本佑さんの生い立ちと同時に、デビューのきっかけもお話しします。
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柄本佑の生い立ち・幼少期から現在まで!
柄本佑さんは、女優・角替和枝さんと俳優・柄本明さんの間に誕生しました。
弟には俳優の柄本佑さんがおり、姉には一般人で映画関係の仕事に就いている柄本かのこさんがいます。
実は「時生」という名前は、柄本佑さんに与えられる予定でした。
当時流行していた沢田研二さんの人気曲「TOKIO」にあやかってトキオという名前になる予定でしたが、生まれてきた柄本佑さんの顔を見て、父・柄本明さんは「これはトキオの顔じゃねえ」と思い、佑という名前にしたのです。
結果として、「トキオ」という名前は、弟に引き継がれました。
柄本佑さんは、生まれも育ちも下北沢でした。
柄本佑さんの父親・柄本明さんが所属する劇団・東京乾電池のアトリエであるアトリエ乾電池は、下北沢にあります。
アトリエ乾電池は、コンクリート打ちっぱなし調のおしゃれな建物です。
それでは、柄本佑さんの幼少期から現在までの生い立ちを、時系列で振り返りましょう。
柄本佑の幼少期
柄本佑さんの父・柄本明さんと母・角替和枝さんは、子供よりも演技に興味がある両親でした。
そのため、家では家族でコミュニケーションを取るよりも、演技や映画の話題が飛び交っていたのです。
両親と会話を楽しみたい柄本佑さんは、幼少期から必死に映画を見て演技の勉強をしていました。
2021年9月8日放送の「突然ですが占ってもいいですか?」にて、占い師の星ひとみさんは、幼少期の柄本佑さんの行動を当てています。
幼少期の柄本佑さんは、モチモチでスベスベしたものが好きで、寝る前によく祖母や母親の二の腕を触っていたと番組で明かしていました。
普段真面目で知的な印象の柄本佑さんの、意外な一面ですね。
柄本佑の小学生時代
両親の影響で映画に詳しくなった柄本佑さんは、小学生のときに映画監督を目指していました。
現在俳優としての評価が高い柄本佑さんの実力は、幼少期に築かれたといっても過言ではないでしょう。
役者に対するストイックな姿勢や、演技力の磨き方は、小学生時代に抱いた映画監督を目指すという意識の高さの起因するのかもしれませんね。
また、柄本佑さんの小学生時代の読書感想文は、フェデリコ・フェリーニの『道』でした。
小学生のときにこんな難しい本を読むなんて、本当に頭が良いですよね。
ちなみに、柄本佑さんの小学生時代の映画鑑賞は、アトリエ乾電池で行われていたようです。
ハンサムな顔立ちの柄本佑さんですが、小学生時代は母親に「顔が古いから」という理由で、茶髪にしてピアスを付けることをすすめられました。
おしゃれに興味が出てきたため眉毛を整えたかった柄本佑さんですが、母親に「あなたの年代なら眉毛を残していたほうが俳優として重宝する」とアドバイスされ、とりあえず眉毛を残していたそうです。
柄本佑の中学生時代
小学生時代から映画が好きだった柄本佑さんは、中学時代も映画に入れ込んでいました。
中学時代の柄本佑さんは、黒澤映画によく出演する俳優・殿山泰司さんに憧れてキャップ姿にGパン、ポケットには文庫本を入れた出で立ちで登校していました。
更に、登校時の足元は下駄だったのです。
柄本佑さんの中ではかっこいいファッションのつもりでしたが、あまりに奇抜すぎて女子からは全くモテませんでした。
また、中学の入学式には茶髪とピアス姿で出席しました。
柄本佑さんは中学時代にすでに役者デビューしており、映画やドラマに多数出演する学生時代を過ごしていました。
柄本佑の高校時代
高校時代の柄本佑さんは、バスケ部から卓球部へと部活を転々としていました。
柄本佑さんは中学時代既に役者デビューを果たしていたため、忙しくて部活に集中できなかったのでしょう。
そして、柄本佑さんは高校デビューを目指して高校時代にストリートダンスを始めます。
しかし、ストリートダンスの体育会系のノリが合わなくて、すぐ辞めてしまったそうです。
柄本佑の大学時代
高校1年生のときに『フレンチ・カンカン』に感銘を受けた柄本佑さんは、映画の勉強をするために早稲田大学芸術学校に進学しました。
大学時代の柄本佑さんは、映画製作を熱心に勉強。
既に俳優としてドラマにたくさん出演していた柄本佑さんは、大学時代の学業と役者業の両立が大変だったと思います。
特に早稲田大学芸術学校は、入学が容易い分カリキュラムが複雑で卒業は難しいといわれています。
しかし、柄本佑さんはきちんと早稲田大学芸術学校卒業しているため、役者業と学業をきちんと両立させていたのでしょう。
柄本佑さんの、真面目で努力家な一面が垣間見えますね。
柄本佑の現在
柄本佑さんは、現在日本のドラマや映画に欠かせない名バイプレイヤーとして活躍しています。
映画では『シン・仮面ライダー』で主演を務めるなど、目覚ましい活躍を見せてくれています。
CMでも見かけるため、柄本佑さんの顔が印象に残っている人は多いでしょう。
また、プライベートでは1児の父親でもあります。
2012年には安藤サクラと結婚
柄本佑さんは、2012年に女優の安藤サクラさんと結婚しています。
安藤サクラさんも、演技派女優として有名ですよね。
映画祭で出会った安藤サクラさんと柄本佑さんは、柄本佑さんの弟・柄本時生さんの紹介で、顔見知りになります。
柄本佑さんは、初めて安藤サクラさんの声を聞いたときから「この人と結婚するだろう」と思っていたようです。
出会ったばかりの頃、安藤サクラさんは少し柄本佑さんを警戒していましたが、夫婦仲は現在良好です。
現在の安藤サクラさんと柄本佑さんは、お互いを尊重し合うしどり夫婦として知られています。
デビューのきっかけも!
柄本佑さんのデビューのきっかけは、映画監督を目指していた小学生時代に母親のマネージャーの勧めで『美しい夏キリシマ』のオーディションを受けたことです。
当時既に反抗期に突入していた柄本佑さんですが、映画の社会があまりに上下関係に厳しかったため、「反抗している場合じゃない」と真面目にやっていくことを決意したそうです。
柄本佑さんは同作品で主人公を演じましたが、これは柄本佑さんにとって大きな転機だったようで、高校2年生のときに第77回キネマ旬報ベスト・テンにて新人男優賞と第13回日本映画批評家大賞新人賞を受賞しました。
その後大学時代には、以下の作品に出演。
- 『十七歳の風景』
- 『ボーイ・ミーツ・プサン』
- 『WATER BOYS2005』
若い頃に、役者として、脈々と地位を築いていたことが分かります。
まとめ
柄本佑さんは、現在の大人しめなイメージとは違って、学生時代思った以上に奇抜な行動をしていました。
下駄で登校する生徒は、自由な校風の学校でもそうそういないですよね。
そんな学生時代を経て、現在は安藤サクラさんと役者同士のおしどり夫婦としてお互い切磋琢磨しています。
これからも、柄本佑さんが俳優としての道を邁進できるよう、応援しましょう。