『凪のお暇』や月9ドラマ『イチケイのカラス』などでお馴染みの、黒木華さんに関する話題をお届けします。
清純そうなルックスと高い演技力で、今や人気女優として第一線で活躍する黒木華さんですが、どんな学生時代を過ごしてきたのでしょう。
小学校や中学校、高校・大学など黒木華さんの学歴について迫ってみました。
出身学校や偏差値など、詳しくご紹介します。
こちらも読まれています。
Contents
黒木華の学歴・大阪府茨木市立三島小学校
黒木華さんといえば、自身の主演ドラマ『凪のお暇』が第17回コンフィデンスアワード・ドラマ賞で最優秀作品賞を受賞したことで有名ですね。
黒木華さんは同作品で、葛藤しながらも前に進む凪役を演じたことで、一気に勢いのある女優さんに成長しました。
空気を読むことにプレッシャーを感じ生きにくくなってしまう凪を、見事に演じているなぁと感心した記憶があります。
どこか物静かで清楚な印象がある黒木華さんですが、出身学校はどこなのでしょうか。
まずここでは、小学校から確認していきます。
黒木華さんは、もともと大阪府高槻市出身で小学校は茨木市立三島小学校に通っていました。
1996年4月に入学し、2002年3月に卒業していますが普通の小学校なので、偏差値はありません。
黒木華さんが三島小学校出身であることは、ファンの方のツイートにより明らかになっています。
黒木華と書いて、くろきはるちゃんなのです。茨木市は三島中の出身なのです!
— かるばん わどー くらいん (@wadou_jp) October 10, 2018
結構ファンの間では有名なんですね。
小学生時代のエピソード
こちらは、黒木華さんの七五三のときの画像です。
とても可愛らしいですね。
黒木華さんはもともと両親と弟の4人家族でした。
両親は幼い頃から黒木華さんに好きなことをさせてくれていたらしく、女優としてやれているのは両親のおかげだと、今でもとても感謝しているそうですよ。
また、母親が映画好きだったため一緒に映画を見に行ったり、児童演劇に参加したり幼い頃から演技に触れ合っていたことが判明しました。
児童演劇に参加して演技を褒められたことで、演技に目覚めたそうです。
更に、文科系かと思いきや、剣道やトランポリンをしていたという過去も。
黒木華さん、運動神経もいいんですね。
性格についてですが、小学校から20歳ごろまで、黒木華さんは人と話すのが苦手な物静かな子でした。
そのため、趣味は妄想。
鏡の前で自分が消える妄想をして気を失ってしまった経験もあるそうです。
だいぶファンキーですね。
また小学校6年生のときには、好きな男の子がいて高架下で告白しましたが、友達にしか見えないとフラれてしまいました。
それから高校を卒業するまでバレンタインチョコを毎年あげていたそうです。
とても一途なハートの持ち主なんですね。
私がもし男の子だったら、黒木華さんのような可愛らしい子に告白されたら絶対断れませんね。
あの人気番組に出演?!
黒木華さんは、小学校6年生のときに『探偵ナイトスクープ』に出演した経験の持ち主です。
『探偵ナイトスクープ』といえば、関西ではお馴染みの番組ですね。
このときは「お母さんに特技がないと言われたが、足を高く上げることができるのでそれでお母さんを驚かせたい」という依頼内容でした。
画像を見てみると、小学生ながら既に現在の黒木華さんの面影がありますね。
『探偵ナイトスクープ』に出演したときは、まさか自分が女優として現在のように大活躍するとは思っていなかったことでしょう。
黒木華の学歴・大阪府茨木市立三島中学校
2002年3月に三島小学校を卒業した黒木華さんは、2002年4月には茨木市立三島中学校へ進学しました。
2005年3月に卒業していますが、こちらの中学校も普通学校なので偏差値は有りません。
地図を見ると、三島小学校から結構近い距離にあるんですね。
中学時代のエピソード
黒木華さんは、中学時代合唱部に入部したようですが、なんと幽霊部員だったそうです。
練習をサボって校庭でバレーボールをしていたというエピソードを発見しましたが、バレーボールなんて、合唱とは真逆ですよね。
黒木華さん、何でも出来ちゃうんですね。
中学時代は特に演劇には関わっていませんでした。
そして2018年10月に放送された『おしゃれイズム』では、中学時代の自身について語っています。
それによると、幼稚園の頃は明るかったがだんだん暗くなって、中学時代が一番暗かったそうです。
自分で言うくらいですから、さぞ悶々とした中学時代を過ごしたのでしょう。
また妄想は小学校から引き続き行っていました。
歌手になりたいわけではなかったのですが、『ミュージックステーション』に出演して階段を降りてタモリさんと会話し、タモリさんが笑ってくれた!と思いを馳せていたそうです。
妄想のレベルも小学生時代から、だいぶアップしていますね。
女優として大切なのは、何より役になりきることです。
黒木華さんの場合、その力は中学時代に養われていたのでしょう。
黒木華の学歴や偏差値・追手門学院高校
黒木華さんは、2005年4月に追手門学院高等学校へ進学し、2008年3月に卒業しています。
こちらの高校の偏差値は57~68とかなりハイレベルです。
最低偏差値が57って結構優秀な学校ですよね。
調べていくとやはり関西でも有名な進学校で、関関同立(関西学院大学、関西大学、同志社大学、立命館大学)の合格者が毎年100人以上いるというのです。
黒木華さんは演技もスポーツも、お勉強もできるんですね。
母親の影響で舞台や映画に目覚めた黒木華さんは、高校で何をしたいか考えた末に『お芝居』が浮かんできたそう。
そのため、進学校であると同時に演劇部の名門校である追手門学院への進学を決意しました。
高校時代のエピソード
追手門学院は、中高一貫校ですが黒木華さんは公立中学校からの一般受験でした。
そのため、学力もかなり高かったことが分かります。
そして、演劇大会で優勝したこともある同校の演劇部に入部。
こちらの高校の演劇部は、練習が厳しいことで有名ですが、黒木華さんは猛練習に必死に取り組み、1年生から卒業するまで主演を務め続けました。
演劇部のエースとまで呼ばれていたそうです。
なんと黒木華さんが在学中の2008年には、全国高校演劇発表大会で優秀賞を受賞しています。
2500校のうち第2位とのことです。
高校の部活で、ここまで実力を評価されるまでさぞ大変だったと思います。
演劇ってただお芝居の練習をすればいいわけじゃないですもんね。
そんな中でトップを走り続けたということは、黒木華さんの才能があったということでしょう。
当時の追手門学院高等学校の演劇部は、放課後2時間の練習にプラスして土日も練習があったそうですが、黒木華さんは練習を一度も休まなかったといいます。
黒木華さん自身は、演劇部の顧問の先生を「怖かった」と語っていますが、顧問の先生は黒木華さんの基礎練習を見た瞬間に他の部員とは違う、と咄嗟に感じ取ったそうです。
黒木華さんはデビューからわずか4年でベルリン映画祭の『銀熊賞』を受賞していますが、その時の才能は高校時代既に開花していたのですね。
追手門学院高等学校演劇部は、Twitterアカウントも設立しているようです。
いよいよ仮入部が始まりました🙌🏻
演劇部では、色々な体を使ったワークというものをします!
興味がある方はぜひ、顔を出してみてください👀💖
木曜日は演習室(アトリエ0)で待ってます😚 pic.twitter.com/HjwhYU58Pm— 追手門演劇部 (@otemon_drama) April 13, 2021
精力的な活動を見せていますね。
2015年2月に発売された雑誌『クイック・ジャパン』のインタビューで、黒木華さんは演劇部の活動が忙しすぎて高校時代は恋愛を全くしなかったと語っています。
走り込みや腹筋背筋などの身体づくりもあり、文化部といえどかなり体育会系だったみたいですね。
高校時代って、友達と遊んだりファッションを楽しんだり、彼氏とデートしたり一番遊びたい時期ですよね。
それを犠牲にしてまで自身のやりたいことに打ち込む黒木華さん、本当に真面目で素敵だと思います。
兎にも角にも、黒木華さんの高校時代は演劇漬けだったということでしょう。
黒木華の学歴や偏差値・京都芸術大学
最後に、黒木華さんの大学についてお話しします。
黒木華さんは2008年4月に京都造形芸術大学・芸術学部・映画学科俳優コースに進学し、2012年3月に卒業しています。
偏差値は44と高校と比べてだいぶ容易ですが、映画製作や演劇が学べる大学への進学を一番に考え、こちらの学校へ入学したようです。
東京へ出ることも考えたようですが、さすがに一人暮らしをしながら女優を目指すことには自信が無かったとのこと。
京都造形芸術大学は、1991年に創設された学校で、芸術部門に特化した学校となっています。
大学時代のエピソード
芸術学部俳優コースに進学した黒木華さんは、講師を務める映画監督の林海象さんや東陽一さんから演技を学んでいました。
先生が主宰する劇団の作品に出演したり、他の大学の劇団に参加したりと映画学科であるにも関わらず舞台にたくさん出演するキャンパスライフを送っていたようですよ。
まさか自身が女優になるとは思っていなかったのですが、学生時代はとにかく沢山の映画を見ていたと語っています。
なので、大学時代も映画やドラマなど演技の世界が常に黒木華さんの身近にあったことが分かります。
また大学在学中は野田秀樹さんのワークショップ・オーディションに参加し、舞台女優としてデビューも果たしています。
中村勘三郎さんと野田秀樹さんとの三人芝居『表に出ろいっ!』でデビューを果たしますが、このときオーディションに参加したのはなんと1155人。
その中からデビューが決まるなんて、さぞ演技力が高かったのでしょうね。
その後大学2年生のときには舞台『ザ・キャラクター』に出演。
宮沢りえさんや古田新太さんの演技を間近で見て、自分も役者になりたい・舞台に立つことを続けたいと考えるようになったそうです。
高校時代や大学で積み重ねてきた努力が報われるようになり、まさに夢が現実になった感覚だったでしょう。
大学4年生にあたる2011年には『MADE IN JAPAN~こらッ!~』や『東京オアシス』など映画にも出演し始めます。
『MADE IN JAPAN~こらッ!~』は高橋伴明監督の作品で、東京芸術大学・映画学科のプロジェクトによるもので、プロと学生が共同で製作しています。
同作品で黒木華さんに役はありませんでしたが、高橋監督はこう語っています。
「演技に対してひたむきで真面目。透き通ったような独特の空気感が印象的だった」
黒木華さんって見ていると癒されますよね。
それこそが高橋監督の言う「透き通った独特の雰囲気」なのかもしれません。
大学生活で確かな演技力を身につけた黒木華さんは、卒業後の2013年には『舟を編む』『草原の椅子』などの作品で新人賞を総なめにしています。
高校・大学と恋愛や趣味を楽しむ暇はなかったかと思いますが、そのおかげで女優として人気を博すことが出来ましたね。
大学時代の意外なアルバイト
黒木華さんは、大学時代お化け屋敷のアルバイトをしていました。
なんと時給800円。
これは黒木華さんの人生で最低賃金だったでしょうね…
このときチュートリアル徳井さんの関西ローカル番組が訪れたそうです。
黒木華さんって、黒くて長い髪の毛が印象的ですからお化け役も上手にこなせそうですよね。
ちないに黒木華さんがデビュー作『表に出ろいっ!』に出演したとき、徳井さんはお化け屋敷の人だとすぐわかったといいます。
このときから黒木華さんには、独特の存在感があったのでしょう。
まとめ
今回は黒木華さんの学歴についてお話ししました。
黒木華さん、こんなに中身の濃い学生生活を送っていたのですね。
中学まで演劇に関わっていなかったものの、高校生から時間のほとんどをお芝居に費やしてきました。
だからこそ、現在のように女優として第一線で活躍することができるのでしょう。
今後もひたむきな黒木華さんのことを応援したいですね。