今回お届けするのは女優・波瑠さんの演技力に関する話題です。
『あさが来た』で大ブレイクを果たした波瑠さんですが、一部では「演技が下手」「演技がいつも同じ」と言われています。
しかし、その一方で「演技上手い」「波瑠さんの演技が好き」といった意見も寄せられているようです。
波瑠さんの演技力に対する、リアルな評判はどうなっているのでしょうか?
出演作品とともに、波瑠さんの演技力や、演技力に対する意見や評判を確認していきましょう。
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Contents
波瑠は演技が同じで下手?
今や人気女優となった波瑠さん。
2021年には『ナイト・ドクター』で主演を務めていますが、それ以前も『あなたのことはそれほど』や『あさが来た』など人気作品に多数出演していますね。
清楚なルックスと、くりっとした目がチャームポイントです。
そんな波瑠さんですが、演技力に対して辛辣な意見がみられます。
波瑠ってどの役やっても全部同じ演技にしか見えない気がするのは私だけ?
— ドゥ (@dububu_83) August 24, 2019
波瑠って本当に嫌いだわ…
どのドラマでも同じ演技で幅ないのか…
— りんりん (@rinrinmimo) April 19, 2018
波瑠ってこんなに演技下手だっけ?
— motooosaka (@nakatanist) August 20, 2020
「演技が下手」「いつも同じ演技」となかなか厳しい意見が見受けられました。
波瑠さんの演技は、基本的このような観点から「微妙」「下手」と言われているようです。
- 泣くときの演技が下手
- いつも同じ演技をしている
- 演技力自体が微妙
- 子供っぽい
- ずっと見続けていると下手に感じる
- 下手だけど、何故か見てしまう
- 原作とのギャップがありすぎる
- 作品のイメージと波瑠さんの演技の熱量がズレている
一口に「演技下手」といっても、着眼点は様々なバリエーションがあります。
「下手だけどつい見てしまう」という意見もあり、決してネガティブな反応ばかりではないことが分かります。
演技力や評判は?
では、波瑠さんの演技は、本当に下手なのでしょうか?
演技が不評だった作品と、おおむね好評だった作品を照らし合わせて評判を確認しましょう。
評判がイマイチな作品➀ 2014年『GODZILLA』
波瑠さんは、ハリウッドで再リメイクされた『GODZILLA ゴジラ』に吹き替え声優として出演しています。
同作品でエル・ブロディの役を演じた波瑠さんは、声優初挑戦。
ただ、初めての声優体験ということで評価はイマイチでした。
波瑠さんに限らず、女優さんや俳優さんが声優・吹き替えを担当するケースは急増していますが、そのたびに酷評される傾向にあるようです。
全ての俳優・女優が吹き替えが下手というわけではないのですが、声だけで演技を魅せるという難しいお仕事なので、評判がイマイチでも仕方ないと思います。
評判がイマイチな作品② 2015年『あさが来た』
波瑠さんの存在を世間に知らしめた作品といっても過言ではない『あさが来た』ですが、こちらの作品も演技力の評価は微妙なようです。
というのも、朝ドラは月~土曜日毎日放送されるドラマですよね。
そのため、「毎日見ていると演技に飽きる」という現象が起きていたようです。
決して波瑠さんの演技力が酷いとか、下手というわけではないのだと思います。
毎日同じ女優さんの演技を見ていたら「バリエーションが少なくて演技が下手」という印象を抱きがちです。
ただ、当時の波瑠さんはまだ演技力に幅がなかった事実も否めません。
『あさが来た』ももう6年も前の作品なので、2021年現在だいぶ改善されているのではないでしょうか?
評判がイマイチな作品③ 2017年『あなたのことはそれほど』
波瑠さんは、2017年のドラマ『あなたのことはそれほど』で主演を務めています。
こちらの作品は、波瑠さん演じる美都が小学生の頃から好きだった同級生に偶然再会し、不倫関係に発展するという内容です。
不倫をする女性を演じた波瑠さんですが、熱のこもったとても良い演技を見せてくれました。
ただ、不倫をしているにも関わらず、悪びれる様子がなかった部分に対して批判的な意見が寄せられています。
この作品の評価が微妙なのは演技力ではなく、役に対するものだったということでしょう。
また、波瑠さんはどちらかといえば普段明るい役を演じているので、ミスキャストによって演技に違和感があるという声も寄せられていたようです。
たしかに普段の波瑠さんとはイメージが違いますが、役の幅を広げる良い機会だったのではないでしょうか。
評判がいい作品➀ 2020年『#リモラブ 普通の恋は邪道』
こちらの作品はコロナ禍をドラマに取り入れたリアルな作品で、オンラインで出会った男女の恋模様を描いています。
波瑠さんはプライドが高い産業医・大桜美々を演じました。
コロナパニックの世界を舞台にしているということで、マスクを付けながらの演技でしたが、それでも波瑠さんは自身の魅力を存分に発揮していたようです。
演技力というより、「マスクを付けても演じ切ってみせる」という波瑠さんの女優としての根性が伝わり、高評価作品となりました。
波瑠さんはどちらかというとシリアスな作品に出演している印象があるので、珍しくコメディタッチな作品というのも高評価の要因だなのかもしれません。
評判がいい作品② 2020年『ホテルローヤル』
2020年には桜木紫野さんの小説を映画化した作品『ホテルローヤル』に出演した波瑠さん。
作品の舞台がラブホテルという、かなり奇妙な設定の物語ですが、波瑠さんは経営者の一人娘・田中雅代を熱演。
普段の役とは違い、感情をあまり表に出さない難しい演技でしたが、とても波瑠さんにマッチしていたようです。
『あさが来た』では演技の幅の少なさを指摘されていましたが、『あなたのことはそれほど』以降一気に役のバリエーションが増えましたね。
もう「演技下手」という意見はだいぶ減っているのではないでしょうか?
波瑠はブレイクまで長かった
2004年に事務所に所属した波瑠さんの、女優デビュー作品は2006年のWOWOWドラマ『対岸の彼女』でした。
当時波瑠さんは演技の経験ゼロかつほぼエキストラで、演技力が上手いとも下手とも話題にならず。
自分でも何をやっているかわからないまま撮影が終わってしまったと語っています。
その後、映画『だからワタシを座らせて。通勤電車で座る技術!』やドラマ『14才の母』などに出演。
『セブンティーン』専属モデルや『めざましテレビ』出演を経てようやく知名度が上がってきました。
この時期には、FUNKY MONKEY BABYSの『告白』のMVにも出演しているようです。
有名な曲ですが、まさか波瑠さんが出演しているなんて思わなかったですよね。
徐々に出演する映画・ドラマが増えていき、2015年に朝ドラ『あさが来た』で大ブレイク。
やはり2015年以降は、それ以前と比較して出演作品が急増しています。
波瑠さんの魅力はなんといっても、その透明感。
どんな役にも入り込める、何者にも染まれる力を持っているため、どのキャラクターも違和感がありません。
エッセイストの小林久乃さんはこう語っています。
「波瑠さんの魅力は、”女から見てイライラする女“をドラマで演じても、最終回には視聴者を自分の世界に引き込んでしまうことだと思います」
デビュー当初は演技経験ゼロで、全く話題にならなかった波瑠さんですが、場数を踏むことでその才能をメキメキ開花させたのではないでしょうか。
デビューから10年以上経過してのブレイクでしたが、諦めず自らの魅力を活かす場所を見つけられたのは、波瑠さんに女優としての根性があるからだと思います。
演技上手い、演技が好きとの声!
演技について辛辣な意見を寄せられていた波瑠さんですが、それはあくまでも一部の声です。
世間では、「波瑠さんの演技は上手い!」「波瑠さんの演技が好き!」という声のほうが圧倒的に多いようです。
そして本田翼より波瑠の方が演技上手いな。
まあ朝ドラ出れるくらいやもんな。— りっぷる (@leoxx20ripple) June 28, 2021
波瑠さん演技上手いな〜
— いたば (@Hcomash) June 28, 2021
波瑠ちゃんの演技好き
— るし (@buchisp_3373) July 12, 2021
リモラブの波瑠の体当たりの演技好き😙波瑠の恋愛ドラマでハズレ見たことない
— し (@erk29740898) July 9, 2021
特に、『ナイト・ドクター』の演技は評判が良いみたいですね。
やはり今まで指摘されていた部分を改善し、役の幅を広げたことで演技力に磨きがかかったのでしょう。
今後も波瑠さんには、自信をもって演技をしてほしいです。
まとめ
今回は、波瑠さんの演技力についてお話ししました。
ブレイクしたての頃はまだ演技力が乏しかった波瑠さんですが、現在では圧倒的に演技が上手いという意見の方が多いです。
どんな役でも入り込める波瑠さんは、今後も日本のドラマ・映画において重宝されるのではないでしょうか。
これからも波瑠さんのことを応援していきましょう。
波瑠は好きです。リモラブ、G線上の〜、映画「オズランド」よかった。かっこいいシリアスな役、悪女っぽい役、たくましい役、お茶目なところも見せる役、などなど演技の幅は広いんじゃないかな。媚びない感じも好感もてる。